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羽毛布団について

羽毛の種類や 羽毛のキルトなどについてご案内します。また購入時のアドバイスもご参考ください。

羽毛の種類

羽毛布団とは詰め物にダウンを50%以上使用した布団のことで、50%未満のものは「羽根布団」として区別しています。
ダウンとはグース(がちょう)やダック(かも)などの水鳥の胸のあたりに密生する綿羽のことをいいます。
この綿羽は寒いときは広がって空気をたくさん含み、暑いときは縮まって空気の流れをよくします。
また汗などの湿気を吸い取って外へ拡散する特性もあるので、羽毛布団は冬あたたかかく、夏さわやかです。

【 ダウン 】
一羽のグースから10g程度しかとれないもので、タンポポの綿毛のような形をしています。
ダウンボールとも呼ばれ、多量の空気を含むため、抜群の保温性を誇ります。

【 スモールフェザー 】
小さくて柔らかい羽根でダウンを混合することで弾力性を発揮します。


羽毛布団にはダウンと、腹のあたりに密生するスモールフェザー(小羽根)を混合したものがつかわれます。
また、ダウンの品質はダックよりもグース、グースよりもマザーグースのほうがよく 大きなダウンボールがとれます。

ダック < グース < マザーグース

羽毛布団のグレードは ダウンの質、スモールフェザーとの混合率などにより決まります

羽毛生産国の大半は地球の北半球に位置しています。

一般的には、寒い地域で生産される羽毛ほど品質が優れているといわれています。また、同じ国で生産された羽毛でも、産地間により品質が異なります。

羽毛は食用の副産物として生産される場合と、羽毛採取用の飼育生産の二通りがあり、採取専用の羽毛の方が高品質です。

羽毛の採取方法には、機会によるものと人手によるものがあり、中には生きた水鳥から良い羽毛だけを選別しながら採取(ライブハンドプラッキング)することもあります。

ダウンパワーについて

ダウンパワーとは羽毛のふくらみを数値化したものです。羽毛に布団の中と同程度の圧力をかけた時の、羽毛1gあたりの体積がダウンパワー(cm3/g)です。
数値が大きいほど高品質な羽毛であると言えます。羽毛は大きく膨らんで空気を含むことで高い保温性を発揮します。同じ羽毛量でもダウンパワーが大きいほどふくらみが大きく、保温性がよくなります。つまりダウンパワーの大きい羽毛を充填したものほど高品質な羽毛となります。

ダウンパワーの測定方法は、JIS L-1903のかさ高性試験方法で測定します。専用の測定装置の中に羽毛を入れ、布団の中の羽毛と同程度の圧力をかけて、装置のスケールを読み取ります。その時のスケールに刻まれた目盛が羽毛1gあたりの体積を表すダウンパワーとなります。

品質ラベル


日本羽毛製品協同組合の品質基準に合格した良質な羽毛布団であることを証明します。
羽毛原料の品質基準(組成混合率、かさ高性、洗浄度、酸素計数等)に合格し、優良な側生地を用い、適正な縫製で仕上げられた良質な日本製の羽毛布団にゴールドラベルが添付されます。またご使用されてからの羽毛布団のお手入れについての診断もできます。

安心のラベルということです!

西川産業の羽毛布団はこちらのラベルは添付されていませんが、西川独自のさらに厳しい基準により、測定しているためさらに安心してご利用いただけます。

キルト縫製

【ツインキルト】
上下二層に分かれ、上下でキルトのかけ方が異なるため、 キルトからの熱の逃げが少なく暖かい。 肌沿いがよく暖かいのが特徴です。

【立体キルト】

壁となる帯状の布地を入れて、その布地を側地と 縫い合わせされています。
布団全体に高さが出てるため、羽毛がない場所も なくなり熱の逃げもなく保温性もアップ!


側生地の種類

ポリエステルと綿の混合生地・・・軽くてさらっとした感じが特徴です。お布団を軽く仕上げてくれます。
綿生地・・・最もシンプルな生地です。
超長綿・・・鮮やかな光沢とソフトな肌ざわり。吸湿性、通気性に優れています。やわらかなドレープ性があります。
寝返りしてもガサガサしません。

どれを買ったらいいのか迷われる方に!
当店では、ご自分のためのお布団なら¥29,800〜くらいの羽毛布団をおすすめしています。
この価格帯なら まぁ、不満なしといったところでしょうか。
5万円以上のものは いいのを買ったと満足感があります。
そして10万円以上のものは、かけた瞬間どなたでも、他のお布団との違いがわかっていただけます。

お布団の価格は耐久年数と思ってください。
5万円の羽毛布団は5年間、毛布なしであったかくお休みいただけます。 6,7年もすると 今年の冬は寒いのか?と感じ、毛布が恋しくなってきます。 そして、なんだか羽毛布団のカサが減ったような感じがします。
これを目安としてご検討ください。
また、疑問点がございましたら、お電話でもメールでも結構です。御連絡ください。

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